知らないと法律に接触するリスクも… コンビニ従業員に対する健康診断を実施するポイント
コンビニエンスストアは24時間営業が多く、従業員の健康管理が重要な課題の一つです。特に、人手不足の中で業務が過密になりやすい環境では、スタッフの健康状態を把握し、適切に管理することが店舗運営の安定にもつながります。そのため、労働安全衛生法に基づいた健康診断の実施は、法令遵守だけでなく、従業員の働きやすい職場づくりのためにも欠かせません。
本記事では、コンビニオーナーが知っておくべき健康診断の手続きや注意点について解説します。

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やすオーナー
ふと思ったんですけど、従業員に健康診断って受けさせないといけないんですか?
原則、対象者には健康診断を受けさせないといけません。今回は健康診断に関するポイントを解説していきます!

社労士・久保田
1. 健康診断の対象者
健康診断の対象者は、下記の条件を満たす人になります。
下記条件を満たす方は、年1回健康診断を受けなければいけません。ただし、深夜勤務の方に関しては、6ヶ月に1回となります。
- 週30時間以上勤務されている方
- 深夜勤務の方
重要な点は、社員やアルバイトなど雇用形態に関わらず、週30時間以上勤務されている方が対象になります。

やすオーナー
てっきり社員だけ受けさせればいいと思っていました…。例えば、普段は週15時間勤務の方が、特定の週だけ30時間を超えた場合の対応はどうすればいいんですか?
たまたま30時間を超えた場合であれば、実施の必要はありません。あくまで、労働契約の内容が週30時間以上の方になります。

社労士・久保田
2. 健康診断の手続きの流れ

やすオーナー
健康診断の対象者がいた場合、その後の手続きはどうすればいいのでしょうか?
手続き自体はそこまで複雑ではないです!

社労士・久保田
健康診断の対象者がいた場合は、下記項目の流れで進めていきましょう!
- 健康診断の実施機関を探す
- 健康診断を実施していれば事業所近くの病院やクリニックでも可能。
- 健康診断を受ける従業員へ予約日時を伝える
- もしくは、〇月〇日までに健康診断を受けてくださいと伝えて、従業員に予約してもらうのも可能。
- 5年間健康診断の結果を保管する
なお、健康診断の費用は、事業所が負担します。
ただし、健康診断で再検査が必要な従業員がいた場合、再検査の費用は事業主で負担する義務はありません。

やすオーナー
健康診断を受けている時の賃金は発生するのでしょうか?
原則、一般健康診断は本人の健康維持のために行うので、勤務時間内として扱わなくても構いません。ただし、健康維持が事業にとって円滑に進むことも事実なので、勤務として扱っているケースもあります。

社労士・久保田
3.まとめ
・週30時間以上勤務している方は、健康診断を受ける必要がある
・健康診断の対象者がいる場合、従業員に健康診断の実施機関を案内し、期限までに受診を促す
・健康診断の費用は事業主で負担するが、再検査まで負担する義務はない

やすオーナー
まずは、労働契約書を見直して、健康診断の該当者がいないかどうか確認します!
そうですね!
ケインズアイでは、従業員の労務管理への対応や契約管理などの疑問をLINEやSMSを通じて相談できます!疑問点がありましたら、お気軽にいつでもご連絡ください!
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社労士・久保田