コンビニ経営のお役立ち情報

[2022.07.27]10分の散歩で売上が上がる?「ご近所マーケティング」とは

「売上を上げたいけれど、今以上にお客様を呼ぶのは難しい…」そうお悩みのオーナー様も多いのではないでしょうか。
そのお悩みに応えるのが、店舗の徒歩範囲にいる方々をターゲットとする「ご近所マーケティング」です。
今回の記事では、「なぜご近所のお客様が売上アップに有効なのか」について解説していきます。

店舗周辺のお客様を分析し、見合った商品を提供

としオーナー
としオーナー
近頃、売上が上がらないな~…。
近所に新しいスーパーができたから、そっちにお客さんが流れているのかもしれない。
もっとお客さんを呼ぶためには、どうしたらいいんだろう…
それなら、「ご近所マーケティング」を取り入れてみたらどうかな?
立地診断士・泉
立地診断士・泉
としオーナー
としオーナー
ご近所マーケティング…???
「ご近所マーケティング」とは、お店の周りにどんなお客様が住んでいるかを分析することで、提供していく商品を決めたり、ご近所に周知したりするマーケティングのことだよ。
立地診断士・泉
立地診断士・泉

としオーナー
としオーナー
ふーん…お客様を知って、そのお客様にあった商品を提供するって、当たり前な気もしますけど…
まぁ、そう言わずに。まずは次の3つの質問について、考えてみてほしい。
実はこの回答を考えることが、お店の成果を生むことにもつながるんだ。
立地診断士・泉
立地診断士・泉

としオーナー
としオーナー
う~ん…お客さんの構成比は、近くに女子大があるから女性が多いね。
どんな人に来店してもらいたいか?全然イメージがつかないなぁ…
意外とわかっているようで、明確に答えられない人も多いんじゃないかな。
では、もう一つ質問です。
立地診断士・泉
立地診断士・泉

としオーナー
としオーナー
もちろん、ボリュームたっぷりのラーメンに決まってるじゃないですか~
正解!男子学生はよく食べる人が多いので、ボリュームがある方が喜ばれますよね。
ということは、お店の周りにどんな人が住んでいるかがわかれば、その人に喜ばれる商品を提供できるということなんだ。
立地診断士・泉
立地診断士・泉

近所を知る大切さ。来店時間が5分以内のお客様は55%

としオーナー
としオーナー
あらためて考えてみると、その通りですね。でも、お店の近所だけでいいんでしょうか?うちの店舗は駐車場も広くて、車で来店される人も多いですよ?
そういう店舗もあるだろうが、まずは近所を最優先すべき。というのも、とある調査によるとコンビニに来店されるお客様の55%が、来店時間が5分以内であることがわかっているんだ。
立地診断士・泉
立地診断士・泉

 

立地診断士・泉
立地診断士・泉
例えば、「どこで買っても同じ価格のペットボトルのお茶」を買いに行く場合、どのコンビニを選ぶかな?
「自宅や職場から一番近いコンビニ」ですかね。
としオーナー
としオーナー
立地診断士・泉
立地診断士・泉
そうなんだ。同質の商品(サービス)であれば、「近い」という動機がお店選びの基準となる!
つまり、コンビニを選ぶ一番の動機は「距離の近さ」ということですね
としオーナー
としオーナー
立地診断士・泉
立地診断士・泉
そう!だから、ご近所ターゲットにすることが最優先だと言えるんだ。

立地診断士・泉
立地診断士・泉
次回の記事では、具体的な手法について説明してくよ!